世界大百科事典(旧版)内のアテン大神殿の言及
【アマルナ美術】より
…新都アケトアテン(アマルナ)発見のものを中心とし,テーベ(カルナックやツタンカーメン王墓)出土品も含まれる。建築ではアマルナのアテン大神殿に代表されるように,日輪そのものを礼拝の対象とするため,伝統的な神殿に比べて天井のない部分が大部分を占め,奥陣まで太陽の光が差すように設計されている。王墓もそれまでの岩窟墓とちがい,太陽の光が玄室まで象徴的に達するように,通廊,墓室が直線軸上に配置されている。…
※「アテン大神殿」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」