世界大百科事典(旧版)内のアトラス銅鉱山の言及
【採鉱】より
…この方法は安全で,能率も比較的高く,しかも完全に採掘が行える方法であるが,コストはそれほど安くはない。 フィリピンのアトラス銅鉱山はフィリピン中部のいくつかの島で斑岩銅鉱床の採掘を行っているが,そのうちの一つカルメン鉱体に対してはブロックケービング法を適用している(図2)。鉱体を大きなパネルブロックに分割して,各ブロックの底部に当たる地表下170~200mのところにアンダーカット(下透し)レベル,グリズリーレベル,運搬レベルの三つのレベル坑道を開削する。…
※「アトラス銅鉱山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」