世界大百科事典(旧版)内のアナウサギノミの言及
【ノミ(蚤)】より
…排泄物はしばしば未消化の血液成分を含み,幼虫の餌として利用される。ノミの吸血生理でもっとも特異なものはヨーロッパアナウサギに寄生するアナウサギノミで,交尾,産卵は宿主の繁殖周期と一致するが,それは宿主の血液中に含まれる脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンならびにステロイド系ホルモンによって支配される。
[生活史]
完全変態で卵→幼虫→さなぎ→成虫となる。…
※「アナウサギノミ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」