世界大百科事典(旧版)内の《アバクスの書》の言及
【フィボナッチ】より
…その名声は,時の神聖ローマ帝国皇帝フリードリヒ2世にも届き,晩年にはピサ共和国から〈卓越し学識あるレオナルド〉の名を与えられ,年金を供与されたことが記録に残されている。主著《アバクスの書Liber abaci》(別称《算術の書》。1202,1228改訂)は,インド・アラビア式数字(今日の算用数字)による筆算法をヨーロッパ世界に伝えた画期的な書物である。…
※「《アバクスの書》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」