世界大百科事典(旧版)内のアファル族の言及
【ジブチ】より
…地形性降水にやや恵まれる1000m以上の高所の一部に,ネズ,マキなどの疎林がみられるが,1000m以下の低所では,アカシア,ユーフォルビアのまばらなブッシュが卓越し,雨季にのみ水の流れるワジ沿いにこれらは密度を増し,タマリクスなどを交える。【戸谷 洋】
[住民,社会]
北部のクシ系のアファル族Afarと,南部のソマリ系のイッサ族Issaが住民構成を二分しているが,アラブ,ヨーロッパ人も居住している。本来,遊牧民のアファル族はエチオピア北東部に,またイッサ族はソマリアに,それぞれまたがって居住している。…
※「アファル族」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」