世界大百科事典(旧版)内のアブド・アルムーミンの言及
【マグリブ】より
…モロッコのアラブ化は12世紀以後,南北両方向から進められた。すなわち当時の歴史家バイザクal‐Baydhaqによれば,ムワッヒド朝のカリフ,アブド・アルムーミンは,12世紀中ごろにイベリア半島遠征のため,イフリーキーヤから1万4000人のアラブをモロッコ北部に来住させたという。これを端緒に,次のマリーン朝,ワッタース朝でもアラブ人傭兵は増加していった。…
※「アブド・アルムーミン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」