あぶみ骨筋(読み)あぶみこっきん

世界大百科事典(旧版)内のあぶみ骨筋の言及

【中耳】より

…また,小さな2個の筋肉が鼓室の内側にあり,耳小骨について強大音で収縮し,内耳に対する保護作用をもつと考えられている。あぶみ骨につくあぶみ骨筋と,つち骨につく鼓膜張筋がそれである。中耳腔のさらに内側の骨の中には内耳がある。…

【耳】より

…あぶみ骨はあぶみの形をしており,高さ約3.3mm,あぶみ骨底は約3mm×1.5mmのほぼ楕円形をなし,前庭窓に収まっている。 耳小骨には鼓膜張筋とあぶみ骨筋という二つの耳小骨筋がつく。鼓膜張筋は耳管軟骨上面に付着し,さじ状突起で直角にまがり,つち骨柄上部に付着する。…

※「あぶみ骨筋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」