アマポ(読み)あまぽ

世界大百科事典(旧版)内のアマポの言及

【アイヌ】より

…これらの職場を〈イオル〉と総称し,イオルのうちの特定の地点は特定の家族によって専有され,相続(エカシ・イキリの系統に従って)される。特別の地点とは熊や鹿追い柵のアマポ(仕掛弓)をかける場所,熊の冬穴,シキナ(ガマ)の播種地,農耕地,簗をかける地点,魚を突く水上仮小屋の位置,海岸における海漁の小屋掛場などである。 これらの特別の地点をのぞくとコタンまたは数コタン共有のイオルはコタンの人びとの共有で,だれでもそこで狩猟したり漁獲したり採集することができるが,他の領域からきたものにはそれらの生産活動が許されない。…

※「アマポ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む