世界大百科事典(旧版)内のアメリカ・メガロポリスの言及
【アメリカ合衆国】より
…ボストン,ニューヨーク,フィラデルフィアなどの大都市が海岸沿いに連続し,さらに南部のボルティモア,ワシントンをも含んで超巨大都市地域を形成している。この地域はアメリカ・メガロポリスと呼ばれ,鉄道,高速自動車道,予約なしの頻発方法(シャトル)による航空サービスによって密接に結びつけられている。1970年代以降,メガロポリスをかかえる北東部も,サン・ベルト諸州の勃興とともにその相対的地位が低下し,ことに製造業部門の発展が停滞して人口流出地域となり,人口増加率も最も低いが,依然として製造業を含む合衆国経済および文化の中心としての地位を保っているといえよう。…
※「アメリカ・メガロポリス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」