アメリカンロブスター(読み)あめりかんろぶすたー

世界大百科事典(旧版)内のアメリカンロブスターの言及

【イセエビ(伊勢海老)】より

…宮城県北部から九州,韓国,台湾に分布し,日本海にはごく少ない。イセエビが分布しない岩手県沿岸にアメリカンロブスターHomarus americanus(イラスト)を人為的に移殖する試みがなされている。ロブスターlobsterはウミザリガニと呼ばれるように,大きなはさみをもち,頭胸甲にとげがないのでイセエビとは一見して区別がつき,イセエビ科とは別のウミザリガニ科に属す。…

【ロブスター】より

イセエビを英名でspiny lobsterと呼ぶが,ロブスターの仲間ではなく,まったく別の科に属する。北西大西洋産のアメリカンロブスターH.americanus,北東大西洋産のヨーロピアンロブスターH.vulgaris,南東大西洋産のケープロブスターH.capensisの3種からなる。とくにアメリカンロブスターは体長1mにもなる大型種で,年間漁獲量が3万tにも達する。…

※「アメリカンロブスター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む