世界大百科事典(旧版)内の《アメリカ史におけるフロンティアの意義》の言及
【ターナー】より
…ウィスコンシン大学(1891‐1910),ハーバード大学(1910‐24)でアメリカ史を教え,1927年から死去までカリフォルニア州のハンティントン・ライブラリーの研究員。1893年《アメリカ史におけるフロンティアの意義》を発表,その後の一連の論文は〈フロンティア学説〉としてまとめられ,アメリカ史の見方を,当時主流を占めていた制度史,憲政史,東部中心のものから,フロンティアおよび西部という環境に重点をおく見方に変えた。同時に,アメリカ史を多数のセクション間の対立,抗争,合従,連衡という角度から見ることの必要性を強調した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」