世界大百科事典(旧版)内の《アメリカ文明の興隆》の言及
【ビアード】より
…1913年《合衆国憲法の経済的解釈》を刊行,憲法制定者たちの経済的利害関係を分析し,毀誉褒貶(きよほうへん)の的となった。その続編にあたるいくつかの著書を発表した後,27年《アメリカ文明の興隆》を刊行,同書はアメリカ史の流れを保守と革新との対立としてとらえ,教科書として広く使用され,アメリカ史を学ぶ者の必読書となった。ビアードには,社会科学研究,政治学,都市行政についての著書も多いが,1922年後藤新平東京市長に招かれて来日,《東京市政論》(1923)を記し,関東大震災後に再度来日,日本にも知己が多い。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」