改訂新版 世界大百科事典 「アメリカ電話電信会社」の意味・わかりやすい解説
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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…本社ニューヨーク。1869年にクリーブランドで設立されたグレー・アンド・バートンという電気器具店が前身で,82年アメリカン・ベル・テレフォン社(ベル・システムの親会社)の傘下に入ったが,1900年同社がAT&T(アメリカ電話電信会社)に吸収されたのに伴い,AT&T傘下になった(現在も100%子会社)。現在,ウェスタン・エレクトリック社の製造ないし購入して納入する通信機器の9割強はベル・システム向けである。…
…アメリカ最大の電気通信企業体で,長距離回線事業を中核にして,携帯電話事業(AT & T Wireless Service),インターネット事業(AT & T WorldNet)を展開するほか海外事業にも力を入れ,世界の大手電気通信事業体との間で〈ワールド・パートナーズ〉という提携関係を拡大しつつある。同社は,1885年,アレキサンダー・グラハム・ベルが設立したアメリカ・ベル電話会社の100パーセント子会社として,長距離回線サービス提供を目的にして設立された(その時の名称がAT & T=American Telephone and Telegraph Company,なお現在のAT & Tに対応するフルネームはない)。…
※「アメリカ電話電信会社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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