アラゴ洞窟(読み)あらごどうくつ

世界大百科事典(旧版)内のアラゴ洞窟の言及

【アラゴ人】より

…フランスのピレネー・ゾリアンタル県トータベル村のアラゴ洞窟で,1969‐71年に発掘された化石人類。時代は更新世中期,リス氷期のはじめ(約30万年前)と推定されている。…

【旧石器時代】より

…70万年前から40万年前になると,アフリカ起源のハンド・アックスを特色とする文化(アシュール前期文化)がヨーロッパに広がった。この時期の遺跡からは原人の化石がかなり発見されており,とくにフランス南部のアラゴ洞窟出土の原人頭骨は著名である。この洞窟からはハンド・アックスを含む10万点以上の石器と共に,50点にのぼる原人化石破片が出土した。…

※「アラゴ洞窟」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android