アララト王国(読み)あららとおうこく

世界大百科事典(旧版)内のアララト王国の言及

【ウラルトゥ】より

…前9~前6世紀に西アジアに栄えた王国。隆盛期にはアルメニア高原の全域(現在のアルメニア,トルコ,イランにまたがる)を占めた。アッシリアではこの国のことがウルアトリUruatriまたはナイリNairiとよばれたが,自称はビアイニリBiainili,旧約聖書ではアララト(アララテ)Ararat王国の名で登場している。ウラルトゥはアッシリア名に由来する。 ウラルトゥの言語は,ソ連の言語学者メリキシビリG.Melikishviliによると,フルリ語に近く,フルリ・ウラルトゥ語族に属する。…

※「アララト王国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android