世界大百科事典(旧版)内のアリバウ,B.C.の言及
【カタルニャ】より
… 文化面でも19世紀カタルニャは活気に満たされていた。アリバウの〈祖国への賛歌〉(1833)を端緒としたカタルニャ文化の再興運動は,19世紀末に〈カタルニャ・ルネサンス〉として開花し,詩人マラガル,思想家オルス,音楽家アルベニス,建築家のガウディらが輩出した。スペイン帝国の遺産である植民地を米西戦争の敗北(1898)により失い,総じて悲観的なカスティリャ知識人とは対照的に,カタルニャでは未来に対して楽観的な雰囲気が漂っていたと言える。…
※「アリバウ,B.C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」