世界大百科事典(旧版)内のアリンディ絹糸の言及
【シンジュサン(樗蚕)】より
… エリサン,あるいはヒマサンと呼ばれる飼養品種は,インドのアッサム地方で繭から糸をとる目的で昔から飼育されていたもので,日本,台湾,ヨーロッパの一部に絹糸虫として移入されたが,実用的には重視されず,現在では一部で実験用に飼われているにすぎない。原産地では年5回くらい飼育され,アリンディ絹糸という名で利用されているという。繭には黄色,赤色,褐色,白色など種々の色がある。…
※「アリンディ絹糸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」