アルキメデスポンプ(読み)あるきめですぽんぷ

世界大百科事典(旧版)内のアルキメデスポンプの言及

【採鉱】より

…このようなことが繰り返されて鉱山はしだいに下部へ展開していったが,やがて山腹から鉱床までの距離が長くなるにつれて排水坑道を掘り進むことが困難になり,江戸末期にはずいぶんと疲弊していたらしい。このころに,木製の傾斜した筒の中のらせん状のスクリューを回して水をくみ上げるアルキメデスポンプと呼ばれるポンプが試みられもした。別子銅山は,西洋の近代技術が入ってくると,いちはやく近代化に努め,削岩機や爆薬を使用して山麓から坑道を開削し,再び活況を呈するに至った。…

※「アルキメデスポンプ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む