世界大百科事典(旧版)内のアルジャク,N.の言及
【シニャフスキー】より
…同時に59年以後国外で,評論《社会主義リアリズムとは何か》(1956),中編小説《審問》(1956),《リュビーモフ》(1962‐63),アフォリズム集《思わぬ閃き》(1966)などをアブラム・テルツの筆名で発表。これが当局に知られ,65年8月友人の作家ユーリー・ダニエル(筆名ニコライ・アルジャク)とともに逮捕され,66年2月強制労働7年(ダニエルは5年)の刑を宣告される。この裁判記録は非合法に国外へ持ち出され(ギンズブルグの《裁判白書》など),自由な創造への弾圧として世界の世論を喚起した。…
※「アルジャク,N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」