世界大百科事典(旧版)内のアルス・エレクトロニカ・センターの言及
【コンピューターアート】より
…最近ではコンピューターが,映画,TV,グラフィックアート,建築,インダストリアルデザインなど従来の芸術メディアに深く浸透する一方で,インターネット,VR,AIなどのディジタルメディアの相方向性(インタラクティビティ)を生かした作品が生み出されている。こうした新しいアートをテーマにした美術館として,ICCやアルス・エレクトロニカ・センターなどがオープンし,インスタレーション,映像,ネットワークアートなども含めた展示や国際的なコンペティションを行っている。また,国内のイベントとして,通産省とMMCA(財団法人マルチメディアコンテンツ振興協会)が共催する〈マルチメディアグランプリ〉や97年から始まった〈文化庁メディア芸術祭〉があり,技術的にも芸術的にも質の高い作品が毎年選出されるようになった。…
※「アルス・エレクトロニカ・センター」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」