アルハンブラの壺(読み)あるはんぶらのつぼ

世界大百科事典(旧版)内のアルハンブラの壺の言及

【イスラム美術】より

…このイスパノ・モレスク陶器の代表的なタイプは多彩ラスター釉陶器で,草花,鳥獣,文字,名家の紋章などが,主文を構成した。概して,文様は豪華で複雑になり,特に宮殿の装飾に使われたアンダルシア産の〈アルハンブラの壺〉は,その典型的なものである。マムルーク朝(1250‐1517)時代には,エジプトのカイロ,シリアのダマスクス,アレッポ,ホムスなどで,赤褐色の粗い胎土と厚手の器体をもち,抽象性の強い幾何学文,文字,唐草,王侯貴族の紋章などで飾られた陶器が焼かれた。…

※「アルハンブラの壺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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