《アルプス旅行記》(読み)あるぷすりょこうき

世界大百科事典(旧版)内の《アルプス旅行記》の言及

【ソシュール】より

…登山史上は〈アルプス登山の父〉といわれ,86年M.パカールとJ.バルマがモン・ブラン初登頂を果たしたのはソシュールの熱心な後援によるもので,翌87年にはソシュール自身もモン・ブランに登頂して気象観測などを行った。また,モンテ・ローザなど多くの山に登り,アルプスの地質構造,氷河,植物分布などの科学的研究を行い,その記録を《アルプス旅行記》4巻(1779‐96)に著し,登山誌の古典として,登山愛好家に多くの影響を与えた。なお,《植物の化学的研究》(1804)を著し,植物生理学の分野に功績を残したニコラ・テオドール・ド・ソシュールNicolas Théodore de Saussure(1767‐1845)は彼の子であり,言語学者として名高いフェルディナン・ド・ソシュールは曾孫にあたる。…

※「《アルプス旅行記》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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