世界大百科事典(旧版)内のアルベス,N.の言及
【アンゴラ】より
…アンゴラに亡命していたコンゴ民族解放戦線がキューバ兵とともにシャバ州に侵攻,フランスとモロッコ軍の介入によって事件はおさまったが,ザイールとの国交は断絶した。一方,国内では同年5月に親中国派の前情報相N.アルベスがネト大統領の親ソ路線に反対してクーデタを起こしたが,政府はキューバ軍の支援を得て鎮圧した。さらに7月には中・南部のUNITAの反政府ゲリラ活動が活発化し,特にベンゲラ鉄道がUNITAの勢力下にあったため稼動せず,アンゴラ経済ばかりでなく隣国ザンビアの銅搬出にも大きな影響を与えた。…
※「アルベス,N.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」