《アルベルト・ジャコメッティのアトリエ》(読み)あるべるとじゃこめってぃのあとりえ

世界大百科事典(旧版)内の《アルベルト・ジャコメッティのアトリエ》の言及

【ジュネ】より

…60年,R.ブラン演出の《黒ん坊たち》初演の成功,66年,J.L.バローのオデオン・テアートル・ド・フランスにおけるブラン演出の《屛風》初演のスキャンダル以来,演劇の虚構性の顕揚と破壊の上に,執拗で荒々しい否定性としての〈悪〉を炸裂させようとするこれらの戯曲は,現代演劇の最も重要な作品となっている。また《アルベルト・ジャコメッティのアトリエ》(1958)や《綱渡り芸人》(1958)をはじめとするエッセーの硬質で深い散文は,創作を放棄し,ブラック・パンサーやパレスティナ解放運動の支援に力を注ぐようになって以降のジュネの,精神と思考のテキストでもあり続けている。【渡辺 守章】。…

※「《アルベルト・ジャコメッティのアトリエ》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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