世界大百科事典(旧版)内のアルミニウムミョウバンの言及
【ミョウバン(明礬)】より
…熱水から結晶させると1稜が数十cmの大結晶が得られる。
[構造]
結晶構造を代表的なMIII=Al(イオン半径0.68Å)のアルミニウムミョウバンについて述べる。MI=K(イオン半径1.52Å)は最も一般的なアルミニウムカリウムミョウバンであるが,[K(H2O)6]+(K―OH2=2.94Å),[Al(H2O)6]3+(Al―OH2=1.98Å),SO42-が構成単位であって,図に示すように八面体形の[K(H2O)6]+と[Al(H2O)6]3+とが一つおきに並んで三次元的につながり,それらのつくる立方体の中に四面体のSO42-が入り込んだものである。…
※「アルミニウムミョウバン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」