アレスの王令(読み)あれすのおうれい

世界大百科事典(旧版)内のアレスの王令の言及

【リシュリュー】より

…30年にリシュリューの罷免をたくらんだ母后マリーを逆に国外に追放したほか,元帥モンモラシー公(1632)や国王側近のサンマール(1642)などの相次ぐ陰謀,反乱を失敗に終わらせた。一方,ユグノーに対しては,1627年,ラ・ロシェル市を包囲戦の末落城させ,29年,アレスの王令でユグノーの政治的特権を剝奪した。また,地方長官の派遣による国王直轄官僚制度の拡充を通じて統治の中央集権化を推し進めた。…

※「アレスの王令」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android