世界大百科事典(旧版)内のアレッチュ氷河の言及
【アルプス[山脈]】より
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[地形,気候]
ヨーロッパ大陸の南西部を東西に半月形の弧を描いて横たわる大山脈。アルプスは英語での呼称で,フランス語ではアルプAlpes,ドイツ語ではアルペンAlpen,イタリア語ではアルピAlpiと呼ばれる。延長約1200km,幅130~200kmに及ぶ。ザンクト・ゴットハルト峠で山脈を東西に二分すると,東アルプスは西アルプスより多くの山脈に分枝して,幅は広いが高度は低い。総面積は約18万km2で,その40%が西アルプスに,その60%が東アルプスに属する。…
【ユングフラウ[山]】より
…北東に連なるメンヒMönch(4099m),アイガー(3970m)とともにベルナーオーバーラントの3名山。雪原におおわれた山体の南東から,アルプス最大の大アレッチュ氷河(面積113.4km2,延長25km)が流下する。〈処女峰〉を意味するこの呼称は,登頂の困難な山であったことに由来するが,1811年にマイヤー兄弟がそれに成功した。…
※「アレッチュ氷河」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」