世界大百科事典(旧版)内のアロクロールの言及
【PCB】より
…2個のベンゼンがつながったビフェニルに塩素がついたもので,塩素のつく位置と数で多くの異性体がある。日本では1954年から生産され,カネクロール(鐘淵化学),アロクロール(三菱モンサント)の商品名で市販された。安定性,不燃性,電気絶縁性に優れ,コンデンサー,変圧器の絶縁油,熱媒体,潤滑油,可塑剤,印刷インキ,塗料,感圧紙などに広く用いられた。…
※「アロクロール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」