アンガリア(読み)あんがりあ

世界大百科事典(旧版)内のアンガリアの言及

【楯状地】より

…ドイツの地質学者シュティレH.Stilleは1934年,世界最古の大陸塊として五つの地域を地球上に設定し,原剛塊Urkratonと名づけた。これらは,ルシア(スカンジナビアの大部分とロシアの一部),アンガリア(シベリア中部),ラウレンティア(カナダとグリーンランドの大半),シニア(中国東部),ゴンドワニア(南アメリカ,アフリカ,インドなど)と呼ばれたが,大部分が楯状地である。今日知られている最古の岩石はカナダ楯状地に属するグリーンランド西岸の片麻岩で,その年齢は38億~39億年と測定されている。…

※「アンガリア」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」