世界大百科事典(旧版)内のアンダーソン,P.W.の言及
【アンダーソン転移】より
…一方,現実の半導体では各種の原因(とくに他の不純物原子による静電的効果)により,軌道のエネルギーは不純物ごとに無秩序に変化している。この軌道エネルギーの平均的ばらつきと相互作用エネルギーの平均値との比に依存して,電子の状態(そして運動)が大きくかつ急激に変化する可能性が1958年にアンダーソンP.W.Andersonによって指摘された。この現象がアンダーソン転移である。…
※「アンダーソン,P.W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」