世界大百科事典(旧版)内のアンティスティウスの言及
【法医学】より
…ギリシア時代,すでにヒッポクラテスは,未熟児の母体外での生存能力について記述を残し,アリストテレスは,母体の妊娠期間について論じている。ローマ時代になると医師アンティスティウスは,暗殺されたユリウス・カエサルの死体について,23ヵ所の損傷のうち,胸部への第2傷が死因であると判定した。すなわち,複数損傷における致命傷の鑑定である。…
※「アンティスティウス」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」