世界大百科事典(旧版)内のアンデレ十字の言及
【十字】より
…さらに南北アメリカ,特に中央アメリカで多く見られ,トルテカ族では天水を分配する神,北アメリカのダコタ族,ナバホ族では四方の風,太陽,星など,メキシコでは世界の中心である〈生命の樹〉(または〈宇宙樹〉),中国では四角の中の十字(漢字の田)として大地を象徴したものと考えられる。なお,2本の線が斜めに交差したものをアンデレ十字という。(2)正十字の下方の線が長く,上方の線が欠けているT十字,またはギリシア文字のT(タウ)と同形なのでタウ十字(またはアントニウス十字)とよばれるもの。…
※「アンデレ十字」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」