世界大百科事典(旧版)内のアンニバレ・カラッチの言及
【カラバッジョ】より
…さらに《パウロの改宗》(1600‐01),《キリストの埋葬》(1602‐04),《聖母の死》(1605)などを手がけ,初期バロックのリアリズム様式を確立した。同じころ,アンニバレ・カラッチ(カラッチ一族)とボローニャ派は初期バロックの古典主義流派を形成して,ローマ画壇を二分した。06年友人を殺害し,ナポリ,シチリア,マルタを流浪,各地に作品を残して39歳で没す。…
※「アンニバレ・カラッチ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」