世界大百科事典(旧版)内のアートレーヤの言及
【チャラカ・サンヒター】より
…インド二大古典医学書の一つ。カニシカ王(2世紀)の侍医といわれるチャラカの名で呼ばれているが,チャラカ個人に帰すべき書物ではなく,北西インドの都タキシラを中心とするアートレーヤ学派の医学をまとめたものである。アートレーヤという伝説的医聖の教えをアグニベーシャが編纂したものであり,チャラカは改編者の一人である。…
※「アートレーヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」