世界大百科事典(旧版)内のアート・ワーカーズ・ギルドの言及
【アーツ・アンド・クラフツ・ムーブメント】より
…彼は大量生産に抗し,生活空間の美化をはかるためにはあらゆる部門の連携が必要であると考え,多くのデザイナーと提携した。ラスキンによるセント・ジョージズ・ギルド(1871),A.マクマードによるセンチュリー・ギルド(1882)など,同様の理念に基づく組織が次々と形成され,84年には,R.N.ショーの弟子によってアート・ワーカーズ・ギルドが設立された。さらにこれが母体となり,工芸も絵画や彫刻と同等に展示の機会をもつべきであるという主張が結実して,88年,アーツ・アンド・クラフツ展示協会が成立する。…
※「アート・ワーカーズ・ギルド」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」