世界大百科事典(旧版)内のアーノルド,C.A.の言及
【裸子植物】より
…ここにおいて裸子植物の系統分類学的位置が確定した。その後,半世紀ほどして,アーノルドC.A.Arnoldは,裸子植物は胚珠が露出している異系統の植物群をまとめたものにすぎず,系統的には分類群として成立しないこと,少なくともソテツ系と球果系の二大系統があると提言した(1948)。すでにソテツ類,シダ種子類およびシダ類の類縁性は,オリバーとスコットのシダ種子類の設定のときに示唆されていた。…
※「アーノルド,C.A.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」