世界大百科事典(旧版)内のアーバー,W.の言及
【制限酵素】より
…C株はこのどちらの機能ももたないので,C株で増殖したファージのDNAは修飾を受けておらず,B株細胞内で排除されてしまう。この修飾機能を担っているのはDNAの特異的配列を認識してメチル化する酵素であり,制限機能を担っているのはメチル化されていないDNAを特異的に切断するエンドヌクレアーゼであることが,アーバーW.Arberなどによって明らかにされた(1968)。B株で発見された制限酵素は大腸菌の学名Escherichia coliにちなみEco Bと命名された。…
※「アーバー,W.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」