世界大百科事典(旧版)内のイェール星表の言及
【シュレシンジャー】より
…その間に彼の方法の普及によって,三角視差を測定された星の数は数百から数千にまで増加した。シュレシンジャーはアレゲニー天文台では口径76cm,焦点距離14m(口径比18.6)の長大な屈折望遠鏡を建設し,イェール大学天文台の時代には口径66cmの屈折望遠鏡を南アフリカのヨハネスバーグにつくり,撮影乾板から多数の星の位置と固有運動を測定して,全15巻に15万の星を収めたイェール星表Yale Zone Catalogueを出版した。32年から35年まで国際天文学連合会長を務め,広く国際的にも活躍した。…
※「イェール星表」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」