イギリス産業革命(読み)いぎりすさんぎょうかくめい

世界大百科事典(旧版)内のイギリス産業革命の言及

【産業革命】より

…また,社会史への関心の高まりもあって,ふたたび庶民生活への産業革命の衝撃が問題にされるなど,社会的帰結への関心の逆戻り現象も認められる。経済発展
【イギリス産業革命】

[前提]
 産業革命の概念そのものが多様なだけに,その始期と終期についても見解は必ずしも一定していない。かつては,綿業における重要な発明の時期などを手がかりに,漠然と1760年代から19世紀前半くらいに措定されていたが,始期については,人口増加や1人当り所得の成長の起点との関係で,1740年代説や80年代説が出されたし,その終期についても,新たな技術体系の一応の完成を意味する機械工業の確立――機械そのものの機械による生産――や産業資本主義の確立を意味する資本制恐慌の始期(1848)などが提唱されている。…

※「イギリス産業革命」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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