世界大百科事典(旧版)内のイグアラ憲章の言及
【イトゥルビデ】より
…17歳で副王軍に入隊し,イダルゴ,モレロスから独立戦争への加勢を要請されたが拒絶した。しかし1820年スペイン本国の情勢変化に伴い,〈プロフェサ綱領〉や,独立,人種差別の撤廃,教会の財産・持権の保護などをうたった〈イグアラ憲章〉を根拠にして,反乱軍を巧みに懐柔し,21年8月24日コルドバ条約で独立を達成した。しかし,その直後に君主制を樹立,皇帝となったため,共和制主義者により国外に追放され,再入国したとき,反逆者として銃殺刑に処せられた。…
※「イグアラ憲章」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」