世界大百科事典(旧版)内のイザベラ・デステの言及
【マントバ】より
…また,A.マンテーニャを宮廷画家として抱え,〈カメラ・デリ・スポージ〉に一族の生活を主題としたフレスコ画を描かせた。フランチェスコ2世(在位1484‐1519)の夫人イザベラ・デステは,ルネサンス期に活躍する女性の中でも最も魅力的な人物で,作家,芸術家に取り囲まれ,洗練された宮廷文化を繰り広げた。フェデリコ2世(在位1519‐40)は,神聖ローマ皇帝カール5世に献呈する〈ゼウスの愛の物語〉を扱った一連の作品をコレッジョ(1489‐1534)に委嘱。…
※「イザベラ・デステ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」