世界大百科事典(旧版)内のイシブシの言及
【端午】より
… 武家時代の印地打は,近代になっても各地で行われていた。例えば茨城県新治郡出島村(現,霞ヶ浦町)ではイシブシ(石投げ合戦)といい,菱木川をはさんで子供同士が口げんかから石投げとなり,大人や近隣の人々も応援にかけつけるありさまだったというが,石が当たっても菱木川で洗えば傷にならないといった。菖蒲叩きも二手に分かれて争う場合があったが,この日に競馬や綱引きをする所も多かった。…
※「イシブシ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」