世界大百科事典(旧版)内のイスルムニヤの言及
【スリランカ美術】より
…仏像は3世紀以前にはさかのぼりえず,初期のものはインドのアーンドラ美術の影響が顕著であり,ことに体に密着した衣に陽刻線による襞をほぼ等間隔に密集させる手法は後世まで続いた。またアヌラーダプラ南西部のイスルムニヤの人物や動物の磨崖浮彫には,インドのパッラバ様式(7~9世紀)が濃厚である。なお11世紀ごろまでの様式展開は不明な点が多く,年代を明確に決めがたい。…
※「イスルムニヤ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」