世界大百科事典(旧版)内のイタリア幾何学派の言及
【エンリケス】より
…しかし38年から44年までのファシスト体制下ではみずからその地位を辞した。G.カステルヌオーボ,F.セベリらとともにいわゆるイタリア幾何学派を形成し,1893年より代数幾何学に関する論文を多数発表,代数曲線についての知識の拡大に貢献した。数学研究のかたわら,数学基礎論,科学哲学の諸問題に取り組み,数学的・科学的概念の明晰(めいせき)化に努めた。…
※「イタリア幾何学派」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」