イディクート・シャフリ(読み)いでぃくーとしゃふり

世界大百科事典(旧版)内のイディクート・シャフリの言及

【カラホージョ】より

高昌国の都城であったが,のち〈高昌〉の音が訛って元代以後に火州と呼ばれ,イラン史家にはカラホージョ(〈黒い高昌〉の意)として知られるようになり,中国史家はこれを哈喇火者(和卓)などと写した。西ウイグル王国の宮廷にちなんでイディクート・シャフリIdiqut‐shahriとも呼ばれ,繁栄を続けたが,14世紀以降政治・経済の中心がしだいに北西約30kmのトゥルファンに移り,永く機能したこの軍事要塞城市も,18世紀末にはすでに廃城となっていた。【梅村 坦】。…

※「イディクート・シャフリ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む