イマーメ・アスル(読み)いまーめあする

世界大百科事典(旧版)内のイマーメ・アスルの言及

【十二イマーム派】より

…第12代は874年(872年の説もある)〈隠れ(ガイバ)〉の状態に入り,939年まで4人の〈代理者(ワキール,ナワーブ)〉による指導が行われた。この後現在まで〈長期の隠れ〉の期間に入っており,イマームは死んだのでなく,世の終末に〈時の主(サーヒベ・ザマーンṣāḥib‐e zamān,イマーメ・アスルimām‐e ‘aṣr)〉として再臨(ルジューウ)し,正義を実現するとされる。19世紀半ばにバーブ教はこの思想を背景として現れた。…

※「イマーメ・アスル」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android