世界大百科事典(旧版)内のイミールの言及
【オゴタイ・ハーン国】より
…1224か1218‐1310年。チンギス・ハーンの子弟分封の結果,オゴタイはタルバガタイ山脈の南,アラ・クル湖に流入するイミール川流域とその周辺のステップを領有し,イミール河畔にイミールという都城を築き,ハーン国の首都とした。オゴタイとその子グユクがあいついで帝国のハーン位についたのちトゥルイ家のモンケが大権を握ると,オゴタイ家の多くの者を謀反の罪で処刑し,軍隊を没収し,何人かに対してのみオゴタイ家領内に分地を与え,軍隊の保有を許した。…
※「イミール」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」