いもち病菌(読み)いもちびょうきん

世界大百科事典(旧版)内のいもち病菌の言及

【カスガマイシン】より

…(化学式)1965年に奈良の春日大社の境内の土壌から分離された放線菌Streptomyces kasugaensisが生産する農業用抗生物質で,イネの重要病害の一つであるいもち病の防除に用いられる。薬剤はイネ体内に浸透移行して,いもち病菌Piricularia oryzaeの生育を阻止する。キャプタンという殺菌剤と混合するとトマトの葉かび病に有効で,また動物医薬としても用いられる。…

※「いもち病菌」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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