世界大百科事典(旧版)内のイリス・パリダの言及
【アイリス】より
…品種は膨大で毎年300以上が作出されている。ジャーマン・アイリスはイリス・パリダI.pallida Lam.とイリス・ウァリエガタI.variegata L.の交雑種に地中海沿岸産の四倍体の種が複雑に交雑され,1900年代初期に基礎の品種が作られ,以後アメリカで目覚ましく改良されたものである。丈がやや低く,ジャーマン・アイリスの名のもととなったドイツアヤメI.germanica L.(英名German iris)も起源不明の雑種である。…
【アヤメ】より
…4月下旬から開花し,早く咲くのでイチハツの名がつけられたといわれる。白花や斑入葉も見られ,7花も咲くものやイリス・パリダI.pallida Lam.との雑種も作られている。古く,わら屋根にも植えられ,大風を防ぐとされていた。…
※「イリス・パリダ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」