イングリッシュ・デルフト陶器(読み)いんぐりっしゅでるふととうき

世界大百科事典(旧版)内のイングリッシュ・デルフト陶器の言及

【デルフト陶器】より

…以後アムステルダム,ロッテルダム,ハールレム,ホールンなどオランダ各地で焼かれたすべてのスズ釉陶器をデルフト陶器と呼ぶようになった。イギリスではこれらのスズ釉陶器を模したものをイングリッシュ・デルフト陶器と呼んでいる。 もともとフランドル地方におけるスズ釉陶器の誕生は16世紀の初めカステル・デュランテ窯の陶工グイド・ダ・サビノ(のちにグイド・アンドリエスと改名)をはじめ,イタリアの陶工たちが自由都市アントワープやブリュージュに移住し,そこでマヨリカ陶器を焼成したのに始まる。…

※「イングリッシュ・デルフト陶器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む